01PEOPLE & HISTORY
マオリの文化が、受け継がれるまで。
マオリは、アオテアロア・ニュージーランドの先住民です。資料では、13〜14世紀ごろに周辺の太平洋の島々から渡ってきた人々が、ポリネシアの文化をもとに独自の文化を育んだ、と説明しています。
- 13〜14世紀ごろ太平洋を渡り、アオテアロアへ。
島々で独自の文化を育む。 - 19世紀植民地化と土地の喪失。
人口と文化が大きな打撃を受ける。 - 19世紀末〜人口が回復へ向かい、
文化をつなぐ歩みが続く。 - 1970年代〜マオリ・ルネサンス。
言葉と文化を取り戻す動き。
ハカだけではない、豊かな表現
海を渡って受け継がれた文化は、他の地域から離れた島々の環境の中で独自に発展しました。ハカのほかにも、彫刻、織物、集団で歌や踊りを披露するカパ・ハカ、弁論、タ・モコなどがあります。言葉、身体、手仕事を通して、人々の歴史とつながりが表現されます。
奪われた土地、抑圧された文化
19世紀以降のイギリスによる植民地化の中で、マオリは土地を奪われ、長く迫害を受けました。戦争や持ち込まれた感染症によって人口が大きく減り、文化も抑圧された、と資料は記しています。
1891年の国勢調査では、マオリの人口は41,993人、当時の全国人口の6.28%と記録されています。原資料の「人口の1割」という表記は、公式統計 ↗を確認して補正しました。
言葉と文化を取り戻す動き
人口は19世紀末から回復に向かい、1970年代初頭には「マオリ・ルネサンス」と呼ばれる文化復興の動きが広がりました。マオリ語とともに、ハカも守り、称えるべき文化として受け継がれてきました。
いま目の前にある力強い表現は、その文化をつなごうとしてきた人々の歩みとも結びついています。
原資料では「20世紀半ばから人口が回復」としていますが、Te Araの人口史 ↗に沿って時期を補正しました。
原資料の「現代では人口の5分の1弱」という説明には、指標の区別を補っています。2023年国勢調査では、民族的帰属をマオリとする人が17.8%、マオリの祖先を持つ人が19.6%。異なる指標であり、当時と現在の人口分類・集計方法も同じではありません。Stats NZの2023年国勢調査資料 ↗
マオリ語と歴史を、もう少し深く読む
02WHEN & WHY
出会い、祝い、送り出す。ハカのある場面。
部族が出会うとき
資料では、ハカはもともと異なる部族が出会う場面で行われた、と紹介しています。戦いの前に士気を高め、身体を整える意味を持つ一方で、和平を結ぶ際にも披露されました。一つの目的だけに閉じた表現ではありません。
人生の大切な節目に
誕生日、卒業式、結婚式、葬儀、客人の歓迎。現代でも、社会や個人にとって大切な場面で、相手への敬意とともに披露されます。場面や演目を知ると、同じ力強い声や動きにも、異なる思いが見えてきます。
A STORY OF LIFE
夏の空気の揺らめきから。
太陽の神タマ・ヌイ・テ・ラ
+夏の神ヒネ・ラウマティ
→ふたりの息子タネ・ロレ
資料が紹介するマオリの伝説では、ハカは生命の祝福として始まったとされます。その起源につながるのが、太陽の神タマ・ヌイ・テ・ラと、夏の神ヒネ・ラウマティの息子、タネ・ロレです。
暑い夏の日、タネ・ロレが母のために踊ると、空気や熱気が揺らめく。その軽やかで素早い動きがハカの基礎になった、という物語です。目に見えにくい空気の動きを身体に表すことは、指先を震わせるwiriの説明にもつながっています。
原資料の参照先:ニュージーランド政府観光局 — ハカ ↗
03VOICE, HANDS & HEART
全身で伝える。動きの意味を感じる。
Kia korero te katoa o te tinana.
「全身全霊を使って表現する」
原資料が紹介するハカの説明
声だけでなく、目、手、足、胸、表情まで。資料ではハカを、全身を使って思いを表すものとして紹介しています。形を合わせることに加えて、動きが何を伝えるのかに目を向けることが、練習の手がかりになります。
指先の震え、wiri(ウィリ)
指先を細かく震わせる動きは、wiri(ウィリ)またはwiriwiri(ウィリウィリ)。wiriには「震える」「揺れる」「細かく振動する」といった意味があります。Te Akaのwiriwiriの項目 ↗
タネ・ロレの踊りによる熱気の揺らめき、夏の陽炎。資料が参照する記事では、それに加えて、風にそよぐ木々の葉や、海面に反射する光のきらめきにも結びつけられています。自然の小さな動きを、手の動きで表すという見方です。
原資料の「weriweri/ウェリウェリ」は、wiri/wiriwiriに補正しています。weriweriは「不快な、ひどい」などを意味する別の語 ↗です。葉や海面の光との結びつきは、資料が参照したブログの説明として紹介しています。
wiriの違いと、資料が紹介する3つの言葉
地域や伝え手によって、表し方はさまざま
資料では、多くのハカに共通するwiriにも、iwi(イウィ/部族)ごとの違いがあり、それぞれの地域の自然環境を表す、と説明されています。また、女性は指を閉じて手のひらを少しくぼませ、男性は指を広げる例を紹介しています。これは全員に共通する一つの型ではなく、資料で紹介されている例として読みましょう。
- Mana · マナ
- 権威、霊的な力、先祖から受け継いだ地位、自らの行動によって得る威厳など。資料の参照記事では、力強いwiriを、より大きな力やマナを表すものと捉えています。
- Kaupapa · カウパパ
- 目的や理念。資料の参照記事では、弱々しい、気持ちのこもらないwiriは、怠惰や努力不足、その場への集中不足、目的とのつながりの薄さを示すように受け取られる、と説明しています。「弱い動きは常に怠惰」と一律に判断するための基準ではなく、心を込めることへの示唆です。
- Mauri · マウリ
- 生命力、活力、エネルギー。wiriは、その生きている力を表すものでもあると資料は紹介しています。ニュージーランドの教育資料 ↗でも、マウリとの結びつきが説明されています。
原資料の参照先:ハカの解説 ↗ / wiriwiriについての記事 ↗
資料で紹介される、ハカを見る3つのポイント
POINT 01全力で向き合う、敬意
資料が参照したラグビーの解説では、ハカを単なる挑発と見るのではなく、「強い相手だからこそ、全力で挑む」という敬意の表現として捉えています。力の誇示と相手への敬意が、同時に表れるという見方です。
POINT 02一つひとつの動作に目を向ける
目を見開く表情(pūkana)や舌を突き出す表情(whētero)を、威嚇や精神的な強さとして。手の震えを高まる闘志やエネルギーとして。足踏みを大地とのつながりや力強さとして。胸や太ももを叩く動作を鼓動や生命力として。資料はこうした読み方を紹介しています。意味は演目や文脈にも関わります。
原資料では目と舌の表現を「プカナ」と一括していますが、pūkana(目)↗とwhētero(舌)↗は区別しています。
POINT 03呼びかけと応答で、ひとつになる
リーダーが声をかけ、タイミングや強さを示す。全員がその呼びかけに応え、動きを重ねていく。資料は、リーダーとチームの一体感も大切なポイントとして挙げています。
原資料の参照先:ラグビーオンライン — ハカの種類と意味を理解する3つのポイント ↗
04HAU KIWI, HAU WEKA
呼びかけに応える、歓迎のハカ。
Haukiwi Hauweka(ハウキウィ・ハウウェカ)。資料は、この演目を知る手がかりとして、Ngārimu VC叙勲式の古い音声記録を紹介しています。
歴史的な記録から見えること
資料で紹介されているのは、ナティ・ポロウ族のヒクランギの人々が披露したハカです。その記録では、女性たちによる歓迎のハカとして演じられ、司会のアピラナ・ンガタ卿が「女性の歓迎のハカの基本中の基本」と紹介した、とまとめられています。
リーダーのkaea(カエア)が呼びかけ、全員のkatoa(カトア)が応える掛け合いの形式。内容は、国中の人々に「話を聞いてほしい」と呼びかけるところから始まる、と資料は説明しています。
Ngārimu VC叙勲式の音声記録を聴く ↗
動画の観察メモ前後を入れ替えて、もう一度
Auckland Anglican Māori Club(Angies)の「Taikura 2026」の動画について、資料の作成者は、一周踊ったあとに前後の位置を入れ替えて繰り返す構成に注目しています。自分たちの練習や構成を考えるときの、一つの着眼点です。
動画の観察メモ軽やかさにも注目する
練習動画「Haukiwi」には、「とても軽やかなHau kiwi, hau weka」という感想が添えられています。力強さだけに目を向けず、動きの軽やかさや流れも見てみましょう。
歌詞から考えた、動きの研究メモへ ↓
Ka Mate(カ・マテ)は、原資料では「Kamte」と記されている演目です。資料の作成者は、解説動画が豊富で学びやすいことに触れ、特に二つの動画を紹介しています。
暗い穴から、再び日の光へ。
作者はNgāti Toa Rangatiraの首長、Te Rauparaha。追っ手から逃れ、人々の助けで命を救われた経験が背景にあります。暗い貯蔵穴から、再び日の光へ。Ka Mateには、生き延びた喜びが込められています。
補足出典:Ngāti Toa RangatiraによるKa Mateの解説 ↗
AIS | How to do the Haka
発音の仕方が分かりやすかった、と紹介されている動画です。原資料のリンクは1分47秒から。サイトの練習一覧にある6分10秒からの入口とあわせて、学びたい部分を選んで確認できます。
Haka How To | TĀNE
こちらも説明が丁寧だった、と資料は紹介しています。「途中で右拳を上げ、手を開いて、その手を見る動きは、太陽を見る動きのようだ」という観察メモがあります。
「太陽を見る」は作成者の推測です。確認済みの振り付け解説としては扱っていません。
06IDENTITY & TAONGA
模様の奥にある、その人の物語。
タ・モコ(tā moko)は、マオリの伝統的なタトゥーです。原資料は、装飾の見た目だけでなく、系譜、社会的な地位、個人のアイデンティティと結びつく文化として紹介しています。
顔に刻まれる意味
男性の顔のモコは、mataora(マタオラ)。原資料の「マオタラ」は、Te Aka辞典 ↗に沿って表記を補正しています。高貴さの象徴とされ、マオリ文化では頭が身体の中で最も神聖な部分である、という説明が添えられています。
モコ・カウアエと、女性の系譜
女性の唇とあごに施されるモコ・カウアエ(moko kauae)。資料では、家族やコミュニティを率いる立場、出自、地位、能力などが表現される、と説明しています。
原資料は、ニワレカから何世代にもわたって受け継がれるtaonga(タオンガ)という説明も紹介しています。ニワレカは伝承に登場する人物 ↗であり、ここではすべての女性の実際の祖先として示すものではありません。タオンガは、宝、そして形のあるものにも形のないものにも用いられる、大切なものを指す言葉です。
人生の歩みを表す線
タ・モコは顔だけでなく、喉、額、首、背中、お腹、ふくらはぎなどにも施される、と資料は紹介しています。主要な線はmanawa(マナワ/心)と呼ばれ、その人の人生の歩みを表すと説明されています。
タ・モコと、キリトゥヒの違い
原資料は、タ・モコをマオリの文化に属する人々のためのものと捉える記事を紹介しています。系譜や家系、社会的な立場がモチーフとなるため、マオリ以外の人が見た目だけをまねることには慎重であるべきだ、という問題意識です。
一方、マオリの文化から着想を得たデザインとして、kirituhi(キリトゥヒ)が紹介されています。資料の参照先では、マオリ以外の人も入れられるものと説明されています。名称を知るだけでなく、モチーフの意味を調べ、その文化に敬意を払い、両者の境界を理解することが大切だ、と原資料はまとめています。
ここでは原資料の考え方を紹介しています。辞典 ↗や公立図書館の解説 ↗でもキリトゥヒの定義の範囲に違いがあり、一律の許可・禁止としては扱っていません。模様の意味や系譜との関係は、文化を担う施術者に学ぶことが大切です。
原資料の参照先:ニュージーランド政府観光局 — タ・モコ ↗ / 旅先で出会ったタトゥーの物語 ↗ / japonesiandesignの投稿 ↗ / Tu Edmondsの動画 ↗
07A WORK IN PROGRESS
歌詞と動きを、結びつけてみる。
ここからは、Haukiwi Hauwekaの歌詞を手がかりに、作成者が動きの意味を考えた研究メモです。正式な振り付けの名称や、確認済みの翻訳ではありません。「しゅわっち」「田植え」などは、動きを覚えるための作成者独自の呼び方です。
基本の観察手は、基本的にずっとwiriwiriをしているように見える。
最初に繰り返す、ベースの動き
未確認 どのような意味があるのかは、資料の作成時点では分からなかった。
「pakia」で腰を叩く
推測 歌詞の「叩け!」という意味に対応しているのではないか。
「しゅわっち」のようなポーズ
推測 潮流を表す動きではないか。
「田植え」のように見える動き
推測 白波を表しているのではないか。
「フリケー、ンガケー」で向きを変える
推測 「しゅわっち」のような姿勢からピボットターンする動きは、「向きを変えろ!」に対応しているのではないか。
すくうような動きから、手を叩く
推測 原資料で「土壌救いからの手を叩く」と表現されている動き。「飛び込んでこい!」という意味に結びつけている。
ガッツポーズから、肘を打ち出す
推測 「思い知ったか!」という、挑発するような表現ではないか。
分からないことを、分からないまま記録するのも学びの一歩。推測と確認できた情報を分けておくことで、教えてもらったときに、どこを更新すべきかが見えてきます。
08WORDS TO EXPLORE
一つの言葉に、いくつもの意味。
資料の作成者は、分からない歌詞をTe Aka Māori Dictionaryで調べています。ただ、辞書には同じ綴りで複数の語義が並ぶことも。「候補を見つけた」段階と、「歌詞の意味が分かった」段階は分けて考えたいところです。
「hau + kiwi」「hau + weka」なのだろうか?
Haukiwi Hauwekaという言葉を、hauと鳥の名前に分けて考えられるのか。これは原資料に残された問いで、結論は出ていません。
- kiwi · キウイ
- 鳥のキウイ。原資料では、言葉を調べる手がかりとして挙げられています。
- weka · ウェカ
- 茶色の羽毛に黒い縞があり、短いくちばしと脚を持つ、ニュージーランド固有の飛べない鳥。速く走れると資料は説明しています。

KIWI
キウイ。名前を調べると、鳥の姿にも出会える。
共有資料6ページの写真
WEKA
ウェカ。飛べない鳥と、言葉の意味をたどる。
共有資料7ページの写真
hauで見つかった、11の語義候補
以下は原資料が辞書から拾った候補です。どれがこの演目に当てはまるのかは、未確認です。すべての意味を同時に重ねた翻訳ではありません。
- 生命力・活力 — 人、場所、物体の生命力。
- 儀式的な食物の供物 — atua(アトゥア)に供物や呪文とともにhauを捧げる儀式に関わる意味。
- 超える・過剰である — 動詞としての候補。
- 余剰 — 定められた量、完全な測定値を超えるもの。
- 外角・角・鈍角 — 角に関する名詞の候補。
- お返しとして贈るもの — 受け取ったものに対して返す贈り物。
- 風・そよ風・息 — 空気の動きや呼吸に関わる候補。
- 空気・ガス — 名詞としての候補。
- 聞こえる・響く・広まる・有名になる — 動詞としての候補。
- 名声・評判・名前・威信・卓越性・尊敬・著名性 — 名や評価に関する候補。原資料で繰り返される同義語はここでは一つに整理。
- 打つ・叩く・サーブする・切る — バット、スティック、ラケットなどで打つ意味を含む動詞。原資料の活用表示は「hāua, -a, -tia」。
「take」「tako」も、まだ答えの出ない問い
原資料には、「歯茎が……どうしたんだろう」と戸惑うメモがあります。takeとtakoの辞書の候補を調べても、歌詞の中でどんな意味になるのか、作成者には分からなかったという記録です。
takeで拾われている4つの候補
- 積み重ねる — 動詞。原資料の活用表示は「-tia」。
- 積み上げ・干し草の山 — 名詞。
- トルコ・トルコ人 — 同じ綴りで見つかった候補。
- 課税する — 動詞。原資料の活用表示は「-hia, -ngia, -tia」。
takoで拾われている候補
名詞の「歯茎・口蓋」。こちらも、歌詞とのつながりは未確認です。語の切れ目、綴り、文脈も含めて、引き続き確かめたい部分です。
原資料の調査先:Te Aka Māori Dictionary ↗
09WORDS INTO VOICE
呼びかけて、応える。16人の練習台本。
Haukiwi Hauwekaの言葉を、一つずつ声にしてみよう。読み方と意訳を見比べながら、呼びかけと応答を練習できます。
共有資料の練習用台本・意訳
読み方と訳は共有台本に沿った練習ガイドです。一部の綴り・読みの対応や語義は確認中です。詳しくは、台本の最後の「読み方・表記について」をご覧ください。
KAEA · リーダー1人前に1歩出て、呼びかける。
KATOA · 応答する15人リーダーの呼びかけに応える。
7つのパートを表示しています。
01
KAEA · 呼びかけ
Ei tena i karawhiua!
エイ テナ イ カラフィウア!
さあ、いくぞ! 全力を出せ!
Haukiwi, hauweka
ハウキウィ、ハウウェカ
ハウキウィ、ハウウェカ
Kawea he korero kia whakarongo mai
カウェア ヘ コーロロ キア ランガロンゴ マイ
皆に聞こえるように、この言葉を届けよう!
語釈の「???」は画像原文の表記。どの語に対応するかは不明。
台本に書かれた、言葉ごとのメモ
- Ei
- 掛け声
- tena
- さあ
- karawhiua
- 力一杯やれ
- Haukiwi, hauweka
- 未確認(資料では「???」)
- Kawea
- 運べ/届け
- he
- ある
- korero
- メッセージ
- kia
- 〜するように
- whakarongo
- 耳を傾ける
- mai
- こちらへ
02
KATOA · 応答
Ngā iwi o te motu, pakia!
ンガー イウィ オ テ モトゥ、パキア!
この国のすべての部族よ! 手を打ち鳴らせ!
台本に書かれた、言葉ごとのメモ
- Ngā
- 複数を表す定冠詞
- iwi
- 部族
- o
- の
- te
- その
- motu
- 国
- pakia
- 叩け
03
KAEA · 呼びかけ
E te tai whakarunga!
エ テ タイ ワカルンガ!
上へと向かう潮よ!
E te tai whakaaro!
エ テ タイ ワカラロ!
下へと向かう潮よ!
画像のローマ字は「whakaaro!」と読める。読みガイドは「ワカラロ!」。一致させるための推測修正はしていない。
台本に書かれた、言葉ごとのメモ
- Aue
- 強い感嘆詞
- E
- 掛け声
- te
- その
- tai
- 潮流
- whakarunga
- 上、上流、北の方へ
- whakaaro
- 下、下流、南の方へ
- Ka
- 動作や状態を表す助詞
- pupuru
- 守り続ける
- tonu
- そのまま
04
KATOA · 応答
Te hukatai moana nui, aue!
テ フカタイ モアナ ヌイ、アウエ!
おお! 広大な海に砕ける白波よ!
台本に書かれた、言葉ごとのメモ
- Te
- その
- hukatai
- 白波
- moana
- 海
- nui
- 大きい
- aue
- 強い感嘆詞
05
KATOA · 応答
Ngā iwi whakakeke o Nui Tireni,
ンガー イウィ ワカケケ オ ヌイ ティレニ、
ニュージーランドの反抗する部族たちよ!
Huri ke, anga ke!
フリ ケー、アンガ ケー!
向きを変えろ! 別の方向へ進め!
※ここは Katoa(全員)で続けて言う記録になっています。
台本に書かれた、言葉ごとのメモ
- Ngā
- 複数を表す定冠詞
- iwi
- 部族
- whakakeke
- 反抗する
- o
- の
- Nui Tireni
- ニュージーランド
- Huri
- 回る
- ke(1つ目)
- 別の
- anga
- 向かう
- ke(2つ目)
- 異なる
06
KAEA · 呼びかけ
Take, tako, taka rawa!
ターケ、ターコ、タカ ラワ!
ターケ、ターコ、すっかり倒れろ!
He paruparu nō Te Tairāwhiti,
ヘ パルパル ノー テ タイラー フィティ、
それは東海岸からの泥だ!
Kia ruku mai koe!
キア ルク マイ コエ!
さあ、こちらへ飛び込んでこい!
Take と tako の語釈は原画像でも「???」。不明のまま保持。
台本に書かれた、言葉ごとのメモ
- Take
- 未確認(資料では「???」)
- tako
- 未確認(資料では「???」)
- taka
- 転がる
- rawa
- 完全に
- He
- ある
- paruparu
- ぬかるみ
- nō
- 〜からきた
- Te
- その
- Tairāwhiti
- 東海岸(地名)
- Kia
- 〜せよ
- ruku
- 飛び込む
- mai
- こちらへ
- koe
- お前
07
KATOA · 応答
台本に書かれた、言葉ごとのメモ
台本の読み方・表記について
原画像のピンク色の書き込みと本文が重なり、一部の長音記号は判読しきれません。Ei tena、Nui Tireni、Ana to kaiなどは、推測で長音記号を追加していません。
第3パートの原語は画像では「whakaaro」と読めますが、読み方は「ワカラロ」と記されています。第6パートのtake・takoの意味も、資料内で未確認です。これらの綴り・意味は、今後確かめていく部分として残しています。
第5パートをKATOAが続けて言い、第6パートはKAEAが呼びかける、という配役も原資料の記録に沿っています。
10KEEP EXPLORING
練習の外にも、学びの入り口。
映画『クジラの島の少女』
原資料の作成者が、当時Amazon Prime Videoで観た映画として紹介しています。民族の誇りや暮らしの一端に触れられたこと、棒を使う演舞の訓練の場面が印象に残ったことが、感想として記されています。後者は「そのような場面があった気がする」という記憶に基づくメモです。
文化についての説明文とは違う入り口から、人々の思いや生活に触れてみるための作品紹介です。
原資料で紹介された作品ページ ↗配信状況は、このページでは確認していません。
この資料は、どうやって作られた?
原資料は、インターネットで見つけた記事を読み、作成者が関心を持った内容を選んで箇条書きにした、学びのためのノートです。引用・参照したURLは、それぞれの話題の近くに記されています。
箇条書きを作る際にAIを使った部分もありますが、人が読み直して編集しており、出力をそのまま貼った箇所はない、と作成方法を説明しています。個人的な感想や未解決の問いも残すことで、調べ終えた結論だけでなく、理解を深めていく途中の様子も共有されています。
このサイトでは、資料の説明、参照記事の見方、作成者の推測を区別し、読みやすい章に組み直しています。辞書の候補や未確認の動きも省略せず、研究メモとして残しています。
原資料で紹介されている、すべての参照先
原資料で繰り返し登場する同じURLは一つに整理しています。外部記事や動画の見解、公開・配信状況はそれぞれの掲載元によります。